「これから始める」のではなく 「すでにやっていることを載せ替える」

診断のわずか数日後には、認定の入口となる健康宣言をオンライン登録まで完了

不動産仲介業を営むこの会社(従業員2名規模)の代表は、健康診断の受診勧奨や有給取得の促進など、法令を上回る取り組みをすでに自社で積み重ねていました。足りなかったのは、それを健康経営優良法人という「形式」に載せる最初の一歩だけでした。

※守秘義務の観点から、社名・所在地等が特定される情報は伏せています。

診断時点ですでにあった強み

  • 健康診断の受診率:実施済み 経営者自身も毎年受診
  • 受動喫煙対策:屋内禁煙 実施済み 敷地内禁煙・屋外分煙の明文化へ
  • 健康宣言の提出:診断報告から即日着手 オンライン登録まで同日中に完了

「これから」ではなく「載せ替え」

診断報告のミーティングでは、この会社の取り組みを「これから始める会社ではなく、すでにやっていることを認定の形式に載せ替える会社」と位置づけて報告しました。就業規則の整備や36協定の届出、残業代の適正支払いなど、法令遵守の基本項目はすべて充足済み。有給取得の促進や柔軟な勤務体系の運用など、働き方の面でもすでに実践がありました。

一方で、認定の入口にあたる「健康宣言」が未提出だったこと、食事・運動・メンタルヘルスに関する制度的な取り組みが手薄だったことが、認定基準に照らした際の主な不足点として明らかになりました。

取り組み内容

  • 健康事業所宣言をその場でオンライン登録・翌日中に書類提出
  • 受動喫煙対策(敷地内禁煙・屋外分煙)を内規として明文化
  • 月1回の健康情報の配信を開始
  • 感染症予防(消毒液の設置、インフルエンザ予防接種費用の補助等)を検討
  • 健康経営優良法人の年間推進計画書を作成中

担当コンサルタントより

健康経営と聞くと、大がかりな制度を新設しないといけないと身構える経営者の方が多いのですが、実際は逆のケースも少なくありません。この会社様はすでにやっていることの方が多く、足りなかったのは「見せ方」と「最初の一歩を踏み出すタイミング」だけでした。健康宣言をその場で登録まで終えられたのは、代表ご自身の決断の速さによるものです。ここから申請書の中身を一緒に固めていきます。

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